二十歳を迎える学生さんから「二十歳、いじめへのメッセージ」2022

2022年12月14日(水)、織田きもの専門学校にて開催されました「一足早い振袖成人式」にて、二十歳を迎える学生さんから「二十歳、いじめへのメッセージ」をいただきました。このイベントは、織田きもの専門学校様一蔵横須賀店様のご協力により行われ、鈴木貴子学校長からの祝辞、バイオリンアーティストの阿部志織様のからのバイオリン演奏&メッセージで、成人を祝いました。

「二十歳、いじめへのメッセージ」でいただきました内容をご紹介いたします。
→2021年の二十歳、いじめへのメッセージはこちら

二十歳、いじめへのメッセージ

友達に頼るという事はすごく大切

私は中学生の時に、クラスの仲が良かった子達にはぶられてしまったことがありました。主犯格の子は仲が良い子達に、私を無視するように伝えていたらしく、私はクラスで話せる子がいなく学校に行きたくなかったです。数日学校を休んだりもしましたが、他のクラスの友達に支えられ、学校には行きましたが、すごく苦痛でした。その後飽きたのか、何事もなかったかのようにふつうに接してきました。いじめられて学校に行きたくないと思う事があるかもしれませんが、友達に頼るという事はすごく大切な事だと思います。(by みかん)

絶対に隠さないで

いじめはいじめている人が100%悪いです。いじめられている側が抱え込む必要はありません。家族、友だち、先生、周りの話しやすい人に「つらい」と訴えてください。きっと助けてくれます。絶対に隠さないで。(byめんま)

ひとりひとりが他の人を思いやる、尊重することが大事

いじめは良くないです。ひとりひとりが他の人を思いやる、尊重することが大事だと思います。全員絶対に良いところがあります。悪いところばかりではなく、良いところに目が向けられる世の中になるといいなと思います。(by み)

何かアクションを起こして欲しい

多くの人が「いじめはしてはいけない事」という事を理解していると思いますが、いじめている側でなくとも傍観している自分には何もできないと思ってしまうのではなく、何か小さくてもアクションを起こすことはとても大切で、近くの大人や信頼のできる人に話すことで変わってくる事もあると思います。

 

学校は限られた人数しか居ないので、視野が狭くなるため、いじめが起こりやすいです。いじめている側ではないと思っていても無関係だと思わずに、何かアクションを起こして欲しいなと思います。(by ラムネ)

一人で悩まず周りの大人に助けを求め話して

いじめは犯罪です。いじめは絶対に許せないことです。悲しいニュースが流れてくるたびに、なぜ助けてあげられないのだろうと胸が痛くなります。今、いじめられている人、悩み事がある人、一人で悩まず周りの大人に助けを求め話してください。逃げるのも大切です。力になってくれる人が必ずいます。いじめがなくなることを願います。

(by よい)

相手の気持ちを考え意識を持っていきたい

最近では、いじめという言葉をよく聞くようになりました。昔よりは問題視されているためだと私は思います。ですが、聞く機会が減るどころか増える一方のように感じます。私達が出来ることは、目を背けずに関心を持っていじめを許さない雰囲気をしっかりと作っていくことだと思います。

 

いじめをつくってしまう環境で悪いのは当事者だけではないです。自分が被害者や加害者にならないためにも、相手の気持ちを考え意識を持っていきたいです(by ま)

私たち自身が他人を受け入れ、個性を尊重し合うこと

私はいじめを無くすには、他人を受け入れるということが大切だと考えます。自分と全く同じものを好み同じことを考える人間はこの世に決していません。自分とは違う考え方、趣味趣向、行動や仕草など、ひとつひとつを、その人の個性として受け入れるということが、いじめを無くすことに繋がるのではないかと思います。

 

世界では多様性という考え方が広がりつつあります。その中で、まずは私たち自身が他人を受け入れ、個性を尊重し合うことで、多様性の幅を広げ、誰もが生きやすく過ごしやすい世界への一歩を踏み出すことができるのではないかと私は考えます。(by 海老)

自分の立場ばかり気にせず、正しい判断をしたい

私は中学生の頃、一番大好きな幼なじみがいじめにあっていました。いじめをしている側の子とも仲が良かったので、逆らうことが怖くて、そういうのやめなよとも言えず、私も苦しかったです。もっと勇気をもって、幼なじみに寄りそってあげられたらよかったなと後悔しています。

 

今後、社会人になっても、弱者をいじめる人がいるかもしれないですが、自分の立場ばかり気にせず、正しい判断をしたいです。(by ポ)

自分がやられていて辛いものは素直に言っていい

漠然といじめは良くないっていうことはほとんどの人の認識だと思います。でも何からがいじめなのか、というのはやられている当人にしか分からないことだとも思っています。「ただ遊んでいただけ」「軽く言ったつもりだった」「そんなつもりはなかった」、そうやって気づかないうちに誰だっていじめに加担しているかもしれません。

 

そんなこととは思わず、一度自分のことを見直してみたり、またいじめられている人がもしいるなら、匿名のダイヤルに相談するだけでも何か道すじが開けるかもしれません。シカト(無視)をし続けるというのも表立ったものではありませんが、集団でやられたり、わざとらしくやられたらそれもいじめと一緒です。自分がやられていて辛いものは素直に言っていいと思います。いじめがこの世界から消えていくことを願います。(by 桜花)

いじめからは何も生まれない

いじめからは何も生まれないです。自分より誰かが劣っていると決めつけて、自分のイライラや不満をぶつけても満たせはないはずです。見ている周りも自分も相手も、みんな嫌な気持ちになります。意味のない争いは辞めるべきです。同じ人間が、誰が良いとか悪いとか、好きとか嫌いとか思っても、思うだけなら自由です。

 

けれど、それを口に出したり、行動で示すのは、やっている人の理性がないだけだと思います。(by れー)

未然予防がいじめを無くす一番効果的な行動

どこから「いじめ」なのか、とても曖昧なものです。加害者から被害者への直接的な暴力や暴言だけどいじめというのなら、案外身近にないものだったりします。ただ、陰口や仲間はずれを見かけることや実際にしてしまうことは少なくないはずです。例え暴力や暴言がなくとも、それらは必ず相手を傷つけます。傷つけるのがわかっていてもしてしまう、見て見ぬふりをすることが、いじめに繋がる原因のひとつです。それすらもいじめと言うのかも知れません。

 

陰口などの言葉を止めることは簡単です。言わないことや、陰口や悪口が飛び交ってしまうような雰囲気や空気を作り出さないこと、そうした未然予防がいじめを無くす一番効果的な行動なんだと思います。(by ぐんまちゃん)

身近にいる話しやすい友達や家族に相談するのが一番

あんまり学校が好きではなかったから、学校にいる時間が少なくて、実際にはあったかもしれないけど、私はいじめを見たこともないし、されたこともしたこともないから、気持ちが分からないけど、いじめは絶対にあってはならないことだと思います。もし不安なことか悩んでいることがあるときは、身近にいる話しやすい友達や家族に相談するのが一番だと思います。(by スズ)

まずは自分に何か原因があるのか考え、直すことも大事

いじめは相手が嫌だと思ったこと、仲間はずれにされたと思ったことなど、小さなことから始まると思います。相手に強く言われても気にしない心も必要ですが、まずは自分に何か原因があるのか考え、直すことも大事だと思います。少しでもいじめがなくなるようになると良いです。(by あやたか)

やりたい事があったら迷わずしたらいい

誰かの目線が気になってしまったり、見られる事に心配を感じても、実際のところ、私だったら他人に興味をいだかないし、2、3秒見た人のことを1時間後思い出せるかと言われたら無理だから、所詮他人の事を気にする人はいないと思う。だから、やりたい事があったら迷わずしたらいい。(by あいうえお)

心も視野も狭い人は気にせず、自分らしく生活してほしい

いじめっていじめられる側に問題があるってよくききますが、立派な責任転嫁だと思います。いじめられる側に問題はなく、むしろいじめている側の問題だと思っています。だから、今自分がいじめられている立場の人は、ムリに変わることはないと思います。そんな心も視野も狭い人は気にせず、自分らしく生活してほしいと思います。(by いろ。)